TOEICと英検の違いとは?英語初心者にもわかりやすく解説!

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こんにちは。英語学習ブログ「Work and English」を運営している、かぺです!

今回は、英語を学び始めた方や、これから資格試験を受けようと考えている方向けに、「TOEIC」と「英検(実用英語技能検定)」の違いを丁寧に解説していきます。

  • TOEICと英検、どっちを受けたらいいの?

  • 内容やレベル、難易度に差はあるの?

  • 就職や進学にはどっちが有利?

そんな疑問を、英語初心者の目線で分かりやすく整理していきます!


TOEICと英検の基本情報

まずは、それぞれの試験がどういったものなのかを、簡単に紹介します。

TOEICとは?

TOEIC(Test of English for International Communication)は、主にビジネスや日常生活における英語コミュニケーション能力を測るテストです。

運営元: ETS(アメリカの非営利団体)

実施頻度: 毎月数回(全国各地)

スコア方式: 990点満点のスコア型

対象者: 社会人・就活生に人気

リーディング(読解)とリスニング(聞き取り)で構成され、記述や面接はありません。

英検(実用英語技能検定)とは?

英検は、公益財団法人 日本英語検定協会が主催する、日本で広く親しまれている英語検定試験です。

運営元: 日本英語検定協会

実施頻度: 年に3回(1級〜5級まで)

スコア方式: 級ごとの合否型(CSEスコアも表示)

対象者: 小学生〜社会人まで幅広い

特徴的なのは面接(スピーキング)や英作文があることです。英語4技能(読む・聞く・話す・書く)を総合的に測る試験です。


試験の形式と内容の違い

次に、実際の試験形式の違いを見ていきましょう。

試験 試験時間 内容 スピーキング ライティング
TOEIC L&R 約2時間 リスニング+リーディング なし(別試験あり) なし(別試験あり)
英検2級 約85分+面接 筆記(長文・語彙・作文)+リスニング+面接 あり(一次合格者のみ) あり(英作文あり)

TOEICは選択式のみですが、英検は記述式や面接もあるため、より実践的な英語力が求められます。


点数と合否の出し方の違い

TOEICはスコア型

TOEICは990点満点のスコアで、合否はありません。

  • 「何点取れたか」がそのまま英語力の指標になります。

  • 企業によっては「600点以上」や「730点以上」を条件にしていることもあります。

英検は級ごとの合格制

英検は「3級合格」「準1級合格」といった級ごとの合否判定です。

  • 小学生で5級、中学生で3級、高校生で準2級や2級を目指すことが多いです。

  • CSEスコアも導入されていますが、あくまで合格・不合格が中心。


どちらが就職や進学に有利?

これは目指す進路や職種によって変わります。

就職や転職にはTOEICが有利!

  • 企業の採用ではTOEICスコアが重視される傾向があります。

  • 履歴書にもスコアを書けるのでアピール材料になります。

  • 商社・外資・メーカー・ITなど、英語を使う職場で特に強いです。

目安となるTOEICスコアの評価

  • 600点台:英語の基礎力あり(新卒・一般職向け)

  • 730点以上:実務レベル(営業・事務職など)

  • 860点以上:かなり高評価(外資系やグローバル職向け)

大学受験や留学には英検が有利!

  • 英検は高校・大学入試で優遇制度が多いです。

  • 推薦入試やAO入試で有利になる学校もあります。

  • 準1級や1級は英語資格としてとても評価されます。

例:

  • 英検2級合格 → 一部大学で英語試験免除

  • 準1級 → 難関私大の出願条件クリア


難易度の違い

一概には言えませんが、おおまかに以下のように言われています。

英検の級 TOEICの目安スコア
英検5級 〜300点
英検3級 350〜450点
英検準2級 400〜550点
英検2級 500〜700点
英検準1級 700〜850点
英検1級 900点〜
  • 英検の方が級ごとに段階が細かく、徐々にステップアップしやすいのが特徴です。

  • TOEICは最初から990点満点なので、最初の壁がやや高めです。


それぞれのメリット・デメリットまとめ

試験 メリット デメリット
TOEIC ・スコア制で実力の推移が見える
・就活・転職に強い
・毎月受験できる
・話す・書く力は測れない(別試験が必要)
・問題文がすべて英語で初心者にはハードル高め
英検 ・英語4技能が測れる
・中高生〜大人まで対応
・教育現場での評価が高い
・面接があるため苦手な人には不利
・受験機会が年3回と少なめ

どっちを受けるべき?目的別にアドバイス!

【こんな人はTOEICがおすすめ】

  • ビジネス英語を強化したい

  • 就職・転職の武器にしたい

  • 読む・聞くに集中したい

コツコツ型の大人学習者や社会人にピッタリ!


【こんな人は英検がおすすめ】

  • 英語力をバランスよく伸ばしたい

  • 英語の試験に慣れておきたい(中高生)

  • 留学・受験を目指している

学校英語と相性が良く、英語の4技能を伸ばしたい人におすすめ!


かぺのまとめ:どちらも大切。目的で選ぼう!

私自身は現在TOEICにチャレンジ中ですが、学生時代には英検も受けていました。

どちらも英語力を測る立派な資格であり、大切なのは「自分の目的に合った試験を選ぶこと」だと感じています。

  • ビジネス英語に自信を持ちたい → TOEIC

  • 総合力をつけたい・教育系で使いたい → 英検

英語の学習は一朝一夕では身につきませんが、こうして資格試験を目標にすることで、モチベーションもぐんと上がります!


最後に

どちらを選ぶか迷っている方は、自分の「英語を使って何をしたいか」を考えると、自然と答えが見えてきます。

英語は一生モノのスキル!

あなたの目標に向かって、どちらの資格も有効に活用していきましょう💪

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