今回は英語の品詞の中でも、文を彩る重要な役割をもつ
「形容詞(adjective)」についてまとめていきます。
「beautiful」「happy」「important」など、よく見かける単語たち。
でも、「形容詞って何?」「どこに置くの?」「どんな形が多いの?」という疑問を持っている人も多いのではないでしょうか?
このブログでは、
-
形容詞の基本的な役割
-
文の中での使い方(配置)
-
よくある語尾とその特徴
-
実際の例文
などを初心者向けに丁寧に紹介していきます!

形容詞とは?
形容詞(adjective)とは、名詞を説明する語のことです。
たとえば:
-
a big dog(大きな犬)
-
an interesting book(おもしろい本)
-
a red apple(赤いりんご)
どれも、名詞(dog, book, apple)を説明していますよね。
形容詞の使い方(位置)
形容詞は英語の文の中で、主に2つの場所に現れます。
① 名詞の前に置く(前置修飾)
これは最も基本的な使い方です。
-
a small bag
-
an old house
-
a beautiful girl
→ 名詞の前に直接つけて、その名詞の性質・状態を説明します。
② be動詞や感覚動詞のあとに置く(補語になる)
-
The bag is small.(そのかばんは小さい)
-
She looks happy.(彼女は幸せそうだ)
→ 「〜である」「〜のようだ」といった形で、主語の状態を表します。
✅ 例文でチェック!
例文 | 解説 |
---|---|
I have a cute cat. | → 名詞 cat を「かわいい」と説明する形容詞 cute |
The movie is boring. | → 「映画は退屈だ」と映画の状態を述べる補語 |
She wore a colorful dress. | → dress を説明している |
形容詞によく見られる語尾
形容詞の多くは、特定の語尾をもっています。これを覚えておくと、新しい単語に出会ったときに「これは形容詞だな」と判断しやすくなります。
以下はよくある形容詞の語尾です:
語尾 | 例 | 意味の傾向 |
---|---|---|
–ful | beautiful, helpful | 「〜に満ちた」 |
–al | natural, personal | 「〜に関する」 |
–ive | active, creative | 「〜しがちな、〜の性質がある」 |
–ous | dangerous, famous | 「〜の性質をもつ」 |
–able / –ible | comfortable, possible | 「〜できる」 |
–ic | basic, energetic | 「〜の性質をもつ」 |
–ant / –ent | important, different | 「〜な性質をもつ」 |
これらの語尾を見つけたら、形容詞の可能性が高いです!
🧠 形容詞を使うと、文章が豊かになる!
形容詞は名詞に「色」や「感情」「印象」を与える重要な役割を担っています。
例えば、
-
「I bought a bag.(かばんを買った)」だけでは情報が足りませんが、
-
「I bought a red bag.」「I bought a cheap bag.」のように形容詞を加えると、より具体的で伝わりやすくなります。
✅ まとめ
-
形容詞は名詞を説明する言葉
-
基本は「名詞の前」に置く(a cute cat)
-
「be動詞や感覚動詞」のあとにも使える(She is cute)
-
語尾(-ful, –ive, –ousなど)から形容詞を見つけられる
-
文に彩りを加える、大切な役割!
コメント