📝目次
はじめに
こんにちは、かぺです!
英語学習をしていると、「“have to”と“must”って何が違うの?」って疑問、よく出てきますよね。
どちらも「〜しなければならない」って意味で覚えてる人が多いけど、実はニュアンスにけっこう違いがあるんです。
TOEICや日常英会話でもよく出てくるこの2つ。今回は、それぞれの意味や使い方の違い、TOEICでの出題傾向、そしてネイティブがどう使い分けているのかまで、徹底解説していきます!
“have to”とは意味と使い方
“have to”は、「〜しなければならない」という外的な義務を表します。たとえば、会社のルールや、状況的にそうしないといけない場合に使われます。
✅ 例文:
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I have to work late tonight.(今夜は残業しないといけない)
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You have to wear a uniform.(制服を着ないといけない)
これは、自分の意思というより「しなきゃいけない状況」によって生まれる義務です。
“must”とは意味と使い方
“must”も同じく「〜しなければならない」という意味ですが、こちらは話し手の主観的な義務感や強い意志を込めた表現です。
✅ 例文:
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You must wear a helmet.(ヘルメットを着用しなければならない)
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I must remember to call her.(彼女に電話しなきゃ)
ややフォーマルで、命令やアドバイスとして使われることも多いです。
否定文での違い:don’t have toとmust not
ここが一番の落とし穴かも!
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don’t have to:しなくてもいい(=不要)
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例文:You don’t have to come early.(早く来なくてもいいよ)
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must not:してはいけない(=禁止)
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例文:You must not smoke here.(ここでタバコを吸ってはいけません)
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⚠️「don’t have to」と「must not」は真逆の意味になるので要注意!
“have to”と“must”の違いを表で比較
比較項目 | have to | must |
---|---|---|
義務の種類 | 外的な義務(ルール・状況) | 内的な義務(話し手の意思・命令) |
フォーマル度 | カジュアル | ややフォーマル |
TOEIC頻度 | よく出る(特にListeningとReading) | 出題は少なめ |
【会話での使い分け】リアルな英会話例
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A: Do I have to come to the meeting?
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B: Yes, you have to.(現実的に必要)
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A: You must see this movie!(絶対観て!)
ニュアンスの違いを会話で理解すると、記憶にも残りやすいですよ◎
【実践】TOEIC風例文&問題
問題①:空欄に入る適切な語を選びなさい。
Employees ________ attend the morning briefing at 9:00 a.m.
A. must B. have to C. don’t have to D. mustn’t
▶️ 正解:B. have to
→「9時の朝礼に出席しなければならない」という外的なルールに基づいているため、“have to”が適切。
問題②:次の文の意味を考えてみよう。
You don’t have to bring your own laptop.
→ 意味:「自分のノートパソコンを持ってこなくても大丈夫です」
【日常英会話】ネイティブはこう使う
英語ネイティブの感覚では、“must”はやや堅い印象があります。
そのため、会話では**“have to”がメインで使われる**ことが多いです。
✅ カジュアルな例:
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I have to go.(そろそろ行かなきゃ)
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You have to try this!(これ絶対食べてみて!)
✅ フォーマル・強調表現:
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You must be tired.(疲れてるに違いない)
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Guests must show their ID.(ゲストはIDを提示する必要があります)
まとめ
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“have to”=外的義務。TOEIC頻出。会話でもよく使う。
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“must”=内的義務・話し手の意志や強調。ややフォーマル。
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否定形に注意:“don’t have to”=不要/“must not”=禁止!
✅ TOEICでは “have to”中心で覚えるのが王道! ✅ 会話では “must”のニュアンスを知ってるとワンランクUP!
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